石油資源の国有化

ボリビアが石油資源・施設の国有化を発表した。国有化は国内政治には有効的な措置のようだが…
 
今日CNNのニュースで国有化が行われた後について身近な放送があった。その中で:
 
- 国有化で短期的にはお金が入ってくる
- 外資からの投資がなくなるため、施設の維持が難しくなる
- 新しい油田開発が止まる
 
ベネズエラが南米での国有化の口火を切ったわけだが、課題が2003年に発覚した。
 
 
Venezuelan President Hugo Chavez said Thursday his country’s oil industry, crippled by a monthlong general strike, is recovering and will reach its pre-strike capacity in 45 days. Domestic opponents said the claim was false.
 
カストロに会い、社会主義・共産主義を南米に広めると言った直後の発言。
 
 

The result of the bad management and neglect, has been the steady erosion and near incapacitation of a major oil-producing region of Venezuela, the Western portion of the country, where as many as 10,000 wells have been estimated to have been rendered mostly useless. Venezuela is nominally the world’s fifth largest oil producer.

 
そしてベネズエラは最近ロシアから石油を買う契約を交わさざるえなかったとFinancial Times が報じた。http://www.rigzone.com/news/article.asp?a_id=31765
このニュースはベネズエラから否定されたがhttp://biz.yahoo.com/ap/060504/venezuela_russian_oil.html?.v=1 石油の生産量が30%以上ピーク時より落ちている。
 
ベネズエラ、ボリビアでの国有化。続いてペルーやアフリカでも国有化の波が訪れるかも知れない。石油市場の値段が上がっている現在、短期間的には国に利益をもたらすだろう。しかし、汚職や賄賂の文化が強い国々で国有化されると石油施設が必要とするパーツや知識がその国に入ってこなくなる。石油の値段はもっとあがるだろう。
 
イラン、ベネズエラ、ボリビア… 今後、日本の景気を影響することが日本から遠く離れた場所で起こっている。
 
MikeRosstky
 
 

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日本生まれ、日本育ちの元アメリカ人 完ぺきではない日本語を使って、保守思想をベースにブログを。
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